R言語で、文字列の幅を取得する方法について解説します。文字列の操作には、tidyverseパッケージに含まれているstringrパッケージを使用するのが便利です。ここでは、stringrパッケージのstr_width()を使用した方法についてお伝えします。

str_width()の概要

str_width()は、文字列の幅を取得するための関数です。str_width()は、固定幅フォントで印刷する場合(つまり、コンソールで印刷する場合)に文字列が占めるスペースの量を返します。

str_width()の使い方


str_width(string)

str_width()の引数

string

文字ベクトルまたは文字ベクトルに変換可能なものを指定します。

str_width()の戻り値

文字列と同じ長さの数値ベクトル。

準備

あらかじめ、tidyverseパッケージを読み込んでおきます。


library(tidyverse)

str_width()の使用例

文字列の幅を取得するには次のようにします。


s <- c("😀", "Z")
str_width(s)

[1] 2 1

ちなみに、これの文字列の長さは次になります。


s <- c("😀", "Z")
str_length(s)

[1] 1 1
R×stringr::str_width 文字列の幅を計算する